明け方の電車にて

飲んでしまうと、ついつい朝までいてしまう傾向にあります

朝方、電車で帰るわけですが、なかなか個性的な方がいらっしゃいますね

今日は電車の入口付近で、ずーーっと抱き合ってる50代の男女と

同じく入口付近にいて、立ちながら寝てしまっている20代後半の男性がいました

20代の男性は飲みに行った帰りだと思いますが、50代の男女はいろいろな妄想が働きます

チューはしてなくても、男の方は何やら女の耳元でゴニョゴニョ

真っ先に思ったのは、高い確率で夫婦ではないな、と

答えは単純ですが

早朝からここまでラブラブな夫婦がいる確率は低いからです

男性の容姿は、黒の上下で身を包んだアイパーでジャガイモのようなお顔

女性は黒髪をアップにして、男性の胸に顔をうずめている

洋服は花柄のワンピース

「いやー、疲れたよ」

「お仕事大変ですね」

「まだまだやらないといけないことが山ほどあるんだよ」

「まぁ、でも今日くらいはゆっくりしていってくださいね」

小料理屋のカウンター越しにビールを注ぐママ

すでに常連となったジャガ男は、美味しそうにグラスを傾ける

男性は妻子持ち
しっかり者の妻と二人の子供
長女は私立大学二年生
将来の夢は小学校の先生

その下の弟は私立高校の三年生
大学受験が近いが、バンド活動に明け暮れ、毎日のように母親から「勉強しなさい」と言われている

小料理屋のママは銀座、赤坂のクラブを経て、太客であった某企業の会長から資金を援助してもらい小さな小料理屋をオープン

開店当初は某企業会長のつながりで繁盛したが、その会長が突然、心筋梗塞を患う

某企業の会長が他界した後、客足は途絶え、なかなか厳しい中での営業が続いている

もちろん、仕事に追われる日々でいまだ独身

ある日、ジャガ男とともに三人の男たちがフラっと暖簾をくぐってきた

近くの会社に勤めているらしい

「いらっしゃいませ」
「お、こんなとこにいいとこあるじゃねぇか」

それが2人の初めての会話

今夜のジャガ男は酔っていた

「そんなに飲んで大丈夫ですか?」

「ダイジョッだーよー」

「あっ」

ジャガ男がビールをこぼしてしまった

とっさに、カウンターに広がるビールを拭き取る

その瞬間、ジャガ男がママの手をつかんできた

「今夜はずっと一緒にいるからな~」

きっと、そんなことがあったのだろう

と僕は静かに駅を降りました

 

 

 

 

 

 

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